「嫉妬」という言葉自体にあまり良いイメージを持たない人も多いかもしれません。
相手にもマイナスの影響を与えますし、嫉妬した側としても苦しい状況です。
それに嫉妬をしたとして良い結果には結びつかないイメージなので、いっそのこと嫉妬なんて感情なんてものがなければいいのに...と思ってしまいがちです。
しかし嫉妬という感情がなくなれば、恋愛において2人の関係もうまくいくのでしょうか?
恋愛関係において、嫉妬(ヤキモチ)はつきもの
恋愛関係においての嫉妬は「ヤキモチ」という言葉の方が多く当てはまるかと思います。
嫉妬(ヤキモチ)については「できれば抱きたくない感情「嫉妬」…嫉妬しやすいのは男性 or 女性?」で詳しく記載しているのでそちらを参考にしてください。
好意と恋愛の違いの研究で、恋愛は排他性、独占性が強いとされています。
これらを侵そうとする人がいれば、強い嫉妬心(ヤキモチ)をもつことになります。
しかし愛と嫉妬は表裏一体で、嫉妬心(ヤキモチ)の強いカップルのほうが結婚する確率が高くなります。
嫉妬(ヤキモチ)は相手にマイナスの影響を与えることが多いですが、もし嫉妬(ヤキモチ)という感情がなければ、ライバルによる横恋慕をやすやすと許してしまい、恋愛関係の継続が困難になります。
もし恋人に嫉妬(ヤキモチ)しなくなったら、それが愛情消失のサインともいえるでしょう。
元々嫉妬をしない人と、しやすい人とは条件が違ってきますが…。
嫉妬(ヤキモチ)というのは、相手を愛してるからこそ湧き出てくる感情だと思うと、まだ気が楽になるかもしれません。
ヤキモチは可愛く思える
男性は恋人の嫉妬にはうんざりする人が多いけれど、自分に向けられるヤキモチは可愛いと感じる人が多くいる傾向があります。
ヤキモチも嫉妬と同じように劣等感や不安から生じる感情ですが「ねたみ」や「ひがみ」「憎しみ」といった強い感情を表す嫉妬と異なり、ヤキモチは「他の人を見てほしくない」という気持ちが、恋人本人に対して向けられる比較的マイルドな感情です。
ただヤキモチを恋人との関係でうまく処理できないと、次第に第三者に攻撃を向けるようになり、度の過ぎる嫉妬に変わっていく場合があるので要注意となります。
激しい嫉妬となると相手も不愉快に感じてしまうかもしれませんが、可愛いヤキモチならば2人の関係がうまくいく為にも、最低限は必要という事になりますね。
激しい嫉妬に変わる前に、ヤキモチの段階で相手に不満を可愛く伝えられて処理できれば、2人の関係は順調にいくのかもしれません。
まとめ
度をすぎる激しい嫉妬は相手をウンザリさせてしまいがちだけども、ちょっとしたヤキモチなら嬉しく感じ、2人の関係の為には愛のスパイスにもなる必要な感情である…。
ただ、最初は可愛らしく感じたヤキモチもうまく処理できないでいると束縛に変わり、2人の関係を壊してしまうかもしれませんから、ヤキモチの段階で解決しておくべきでしょう。
いくら恋愛関係とはいえ、互いに別々の人間です。
常にベッタリ相手に依存せず、自分の時間や友達と過ごす時間を大事にするべきです。
相手に依存せずに互いに自立した関係ならば、ヤキモチを妬く事も少なくなるかもしれません。