はじめに
2月10日は「ふとんの日」です。
「ふ（2）と（10）ん」という語呂合わせから、日本寝具寝装品協会（JBA）によって制定されました。
毎日使う寝具に改めて注目し、正しいお手入れ方法を学ぶことで、より快適な睡眠環境を整える機会になります。
本記事では、ふとんの日の由来や、ふとんの正しいケア方法、良質な睡眠を得るためのポイントを紹介します。
ふとんの日の由来
「ふとんの日」は、寝具の重要性を広め、快適な睡眠環境を促進するために制定されました。
日本寝具寝装品協会（JBA）は、ふとんを適切に手入れし、健康な眠りをサポートすることを目的としています。
特に2月は寒さが厳しい季節であり、ふとんの保温性や清潔さが快適な睡眠の鍵となるため、この時期に設定されたと言われています。
ふとんの正しいお手入れ方法
ふとんは毎日使用するため、適切なメンテナンスを行うことで快適な寝心地を保つことができます。
以下に、ふとんのお手入れ方法を紹介します。
- こまめに干す
・ふとんは湿気を吸収しやすいため、晴れた日には天日干しをする
・冬は午前10時〜午後2時ごろが適している
・ダニ対策として、片面1〜2時間ずつ干すのが理想 - ふとん乾燥機を活用
・天日干しが難しい場合は、ふとん乾燥機を使うと便利
・ダニや湿気対策に効果的で、ふとんの温かさも増す - シーツやカバーは定期的に洗濯
・汗や皮脂が付着しやすいため、週に1回程度の洗濯を推奨
・素材に適した洗剤を使用し、清潔に保つ - ふとんを定期的に買い替える
・長年使用すると、ふとんの弾力や保温性が低下する
・目安として、掛けふとんは5〜10年、敷きふとんは3〜5年で買い替えを検討
良質な睡眠を得るためのポイント
ふとんの手入れだけでなく、睡眠環境を整えることも大切です。
良質な睡眠を得るためのポイントを紹介します。
- 寝室の温度と湿度を調整
・理想的な室温は18〜22℃、湿度は50〜60%
・エアコンや加湿器を活用して快適な環境を作る - 寝る前のリラックス時間を確保
・スマートフォンやパソコンの使用を控える
・軽いストレッチや温かい飲み物でリラックスする - 自分に合った寝具を選ぶ
・体圧分散に優れたマットレスや敷きふとんを選ぶ
・枕の高さを調整し、首や肩に負担がかからないようにする
まとめ
2月10日の「ふとんの日」は、寝具を見直し、快適な睡眠環境を整える良い機会です。
・ 日本寝具寝装品協会が制定し、ふとんの手入れを促す日
・ こまめな天日干しや乾燥機の活用、シーツの洗濯が重要
・ 室温や寝具選びにもこだわることで、より良い睡眠が得られる
ふとんを清潔に保ち、ぐっすり眠ることで、毎日を元気に過ごしましょう！