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自分の顔はこんな顔?運転免許証の写りが悪く見える理由を解説

2022年1月14日

公的証明書として提出することが多い運転免許証。
免許を取得した時や更新する時など証明写真を免許センターで撮影しますが、顔色が悪く見えたり悪人顔や犯罪者のようにも見えたりと、普段の写真よりも写りが悪く感じる人も多いのではないでしょうか。
写りが悪く見える理由はなぜなのでしょうか?

広角レンズを使っているから

実際のところ、ハッキリとした理由はわかっていません。

予測ではありますが、更新時に混む事を避ける為の流れ作業の効率化という事もあり、撮影時にピントを合わせなくてもいい広角レンズが使われており、顔が引き伸ばされ、のっぺりとした膨張されたように写ってしまうそうです。

更に、笑ってはいけないというルールもあるために余計に犯罪者のように見えてしまうのかもしれません。

広角レンズとは

広角レンズとは、スマートフォンやコンパクトデジタルカメラに搭載されている一般的なレンズです。
レンズの焦点距離が短いために、広い範囲を撮影することが可能です。

広角レンズの特有としては以下の通りです。

  1. 遠くのものを小さく、近くのものを大きく写す
  2. 写る範囲が広い
  3. ボケにくく、ピントの合う範囲が広い

広角レンズに向いている写真

  1. 広大な風景や夜景など
  2. 奥行きのある場所や、遠近感を強調したような写真
  3. 高層ビルから見下ろした町並みなど、全体にピントを合わせた写真

以上のことから、広角レンズの使用方法としては人物を撮るのに最適ではないということがわかります。

インカメラが綺麗に写らない理由

色んなモデルさんや芸能人や一般の人が自撮りをして写真をSNSにあげていますが、その場合はインカメラを使っている人は殆どいないそうです。

鏡越しに自撮りをしたり、アプリでインカメラを使用している人が多いのが現実でしょう。

最新のスマフォの場合はわかりませんが、インカメラには広角レンズを使用しているスマフォがあるようで、その場合はインカメラで撮影するとあんまり良く写らないという現象がおきてしまうのでしょう。

広角レンズは先述したように、近くも写せる魅力はあるけども、近くで写すと広がるというデメリットがあります。

つまり、以下のような状態で写ってしまいます。

近くで撮れば撮るほど、目と目が離れて鼻が大きく見えてしまうのです。

免許証の写真写りを良くするには

広角レンズでの撮影、更には笑ってはいけない、となると免許証の写真の写りが悪くなるのは仕方のないことですし諦めなくてはならないのでしょうか。

運転免許証の有効期限は、3年から5年です。その期間ずっと気に入らない証明写真だと思うと気が重い方もいるのではないでしょうか?

少しでも良く写れるコツをお教えしたいと思いますので、ぜひ実行してみてください。

  1. スッキリした髪型を意識する
  2. 濃すぎず、薄すぎずなナチュラルメイク
  3. 白い服装など明るい服を選ぶ
  4. 自然な表情を心がける
  5. 目は大きく見開く
  6. 肩をさげて撮影
  7. 顎を引きすぎない
  8. 口元は閉めすぎない

免許証の証明写真は持参もできる

免許センターで撮影せず、免許証の写真は持参もできます。

ただしその場合、当日に交付されない可能性が高いです。
また後日に取りにいかなくてはならないという、二度手間がかかってしまったり無駄な費用がかかってしまう場合があります。

更に免許証に使える写真は規格があるので規格に合っていなければ、結局免許センターで撮ることになるので証明写真を持参する場合は注意が必要です。

まとめ

運転免許証の写真の写りが悪い理由としてハッキリとはわかっていませんが、大体の予想として先述したことが理由として考えられます。
広角レンズで撮影しているのも大いに関係しているかもしれません。

免許センターで撮影した写真が気に入らない人は、持参もできるので規格に注意して用意することも考えてみても良いかもしれませんね。

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