好きな相手から言われた言葉というものは、とても重く心に残ることがあります。
特にまだ付き合う前の段階だと、相手の言葉に一喜一憂することがあるかと思います。
付き合い始めや、あと少しという段階で付き合えるといった関係の場合…相手が喜ぶ言葉がどのようなことかわからないというときには、どういった言葉を選んでいけばいいのでしょうか?
自分が言われたら嬉しい言葉を言う
単純に自分自身が言われて嬉しい言葉を贈るのが良いのではないでしょうか。
人と人が惹かれあうのには「類似性」があります。
ある程度以上、惹かれあった「類似性」がある関係ですから、どこか思考が似ている部分があるはずです。
自分が言われて嬉しい言葉を相手にも贈ってみるのが良いかもしれません。
相手が喜ぶような言葉を掛けるのは、好きな異性との関係を深める上でも効果的なアプローチではないでしょうか。
嬉しい言葉、嬉しくない言葉
一見相手を褒めている発言だとしても、受け取る側の心境としては微妙に感じてしまう場合があります。
ここでは、男性から女性に対しての発言として例に出させてもらいます。
例えば
「あれ?なんか綺麗になったね」
と言われて嬉しいと思う人は多いかもしれませんが、前々から美意識が高く努力し続けている人ならば、そこまで嬉しく感じない言葉の可能性があります。
人の気持に敏感な人なら気づくと思いますが「以前は綺麗ではなかった」ということになるからです。
「あれ?見ないうちにまた綺麗になったね」
ならどうでしょうか?
「また」という言葉を付け加えるだけで「普段から綺麗だけども一層綺麗になった」という大分違った印象になります。
言葉の使い方が下手な人の場合
一般的に「無神経」と言われるような人は、人と話していて不快にさせてしまうことが多いかもしれません。
化粧品メーカーでは、化粧品の説明をする際…お客様に対して絶対言ってはいけない言葉があります。
「こちらを使用すれば、お客様は綺麗になりますよ」
「今のあなたは綺麗ではありません」と言ってるようなものですので、タブーな発言です。
例えば好きな相手とデートしていてよく相手が不機嫌になっていることが多い場合、知らず知らずのうちにそういった無神経な発言をしている可能性があります。
一緒に食事をしていて
「フカヒレスープ食べようよ!コラーゲンたっぷりだから綺麗になるかもよ?」
と、言われたら…彼女は多少なりとも傷ついてしまう可能性があります。
「私は綺麗じゃないんだ」
と思ってしまうからです。
「フカヒレスープ食べようよ!コラーゲンたっぷりだから今以上に綺麗になっちゃうかもね」
と言ったらどうでしょうか?
きっと、彼女は嬉しく思うことでしょう。
まとめ
好きな相手を喜ばせる言葉の選び方としては「自分が言われたら嬉しい言葉を言う」のが良いことがわかりました。
「類似性」により、どこか思考的に似ている部分があるので惹かれたからです。
そして一見褒めている発言でも、捉え方によっては嬉しくない褒め言葉もあります。
もしこういう風に言われたら相手は喜ぶかな?失礼な表現になっていないかな?ときちんと考えてから言葉に発してみると良いかもしれませんね。
異性からモテる人や愛されやすい人というのは、そういうところまで考えて発言をしている可能性が高いです。