初対面で失敗談を話すのには抵抗があり、成功談が中心になってしまうかもしれません。
初対面などの場では失敗談と成功談はどちらのほうが効果的でしょうか?
また、お互いの意見を交換できるというのは心を開いているからこそできる行動です。
心を開いてから注意すべきことはどんなことでしょうか?
成功談と失敗談の組み合わせが良い
実際の所、失敗談を上手く組み合わせて話すほうが好印象になる場合があります。
人は、パーフェクトな人間には警戒心を抱きやすいからです。
欲しい商品が売っていて、お店の人が良いところしか言わなかったとしたら、どこか怪しいのではないかと思う人の方が多いのではないでしょうか。
だからといって、初対面で失敗談ばかりを話されたとしたら、どう感じるでしょうか?
あまりに失敗の話ばかりを聞かされたとしたら「ドジな人」と考えられてしまうかもしれません。
なので成功談がいけないというわけではなく、できるだけ初対面の印象では成功談を話し、相手に良い点をアピールすることも大切です。
そこから良い部分だけでなく失敗談などを話すと、相手に親近感を抱くことになります。
成功談ばかりでも失敗談ばかりでもなく、バランスを上手く取り合うようにしましょう。
直接伝えにくいことを伝えたいときは?
初対面から面と向かって伝えたいことが全て言えればそれにこしたことはないのですが、全ての人が直球で相手に伝えられるわけではありません。
どのような方法で伝えるのが良いでしょうか?
メールなら相手の都合の良い時間に読んでくれる
「こう言われて嬉しかった」「幸せな時間だった」
というような言葉は伝えたいけども、なかなか電話や直接には伝えられないものです。
逆に
「あの時のこの行動が嫌だった」
などのマイナスな内容でも同じだと思います。
メールならある程度の勇気は必要ではあるものの、直接伝えるよりも思いを比較的伝えやすくなります。
電話だと相手が都合の悪い時間だった場合大切なことを伝えたけども、相手の頭に残っていない可能性があります。
その点メールで伝える場合は、相手の都合のいい時間に読むことが出来ます。
メールを活用してステップアップする
ただメールで伝えたからといって、直接伝えるよりも効果があるというわけではありません。
ですが冒頭にも書きましたが直接伝えるというのは、とても勇気が必要です。
そういった場合も、メールをステップにして伝えるという方法もあります。
メールで伝えたいことを伝えた後に直接会ったり、または電話で「メールで話したことだけど…」というステップで話していけば最初から直接伝えるよりも、いくらかハードルが下がってきます。
全てを面と向かって伝えたいけど、伝えられないことがハードルを下げて伝えることができます。
心を開いてから注意すべき事は?
相手になんでも言いたいことが言えるようになった、お互いの意見を交換できる関係というのは素晴らしいことですね。
ただ心を開いているからといって、なんでも言いたいことを伝えるというのもよくありません。どう注意すべきでしょうか?
心を開いたからこそ、言葉に注意
お互いが言いたいことを言えるようになるというのは、すぐにできるようになるものではありません。
心を開いていないと出来ない事だからです。
それこそ、長い付き合いや信頼関係が必要となります。
ただ何でも言える関係だからこそ「何気ない一言」で相手を傷つけてしまうこともあるかもしれないので注意が必要です。
心を開いていない時は、言いたいことも言えない反面、言葉に気をつけている部分もあるかと思います。
心を開くことは素敵なことなのですが、言葉を以前より選ばなくなってくるので、大切な人を何気ない一言で傷つけてしまわないように注意しましょう。
特になんでも言える関係になればこそ、配慮が必要になってきます。
ソフトに伝えることを意識してみてはいかがでしょうか?
まとめ
初対面では、成功体験だけではなく失敗談も混ぜると良いことがわかりました。
確かに、今まで全てのことがうまくいっているしっかりした人よりも、少し抜けてる面がある人のほうが親近感が持てたりします。
完璧な人には、近づきにくいところがあるものではないでしょうか?
好感度を持ってくれる可能性が高いです。
また、まだお互いを知らないうちは、互いに遠慮しているので言いにくいことがあります。しかし、距離を縮めるためにもきちんと気持ちを伝えることは大事なのではないでしょうか?
そんなときは、メールやチャットツールなどを活用すると良いかもしれませんね。
そして、心を開けるようになったら何でも言い合える関係になってきたということですが、そういう関係になったからこそ言葉には注意すべきなのではないでしょうか。
親しくなると言葉を選ばなくなりがちなので、そうならないようにきちんと言葉を選んでソフトな言い方で相手に伝えられると良いですね。