短い時間で好意を相手から得るというのは、簡単なことではないかもしれません。
寧ろ沢山の時間をかけたにも関わらず、相手の好意を得ることが出来ない場合もあります。
話術を磨けば良いのでしょうか?それとも見た目を磨くべきでしょうか?
どんな工夫をしてみたら良いでしょうか?
印象は一瞬で決まる
人は、何度も対面することによって好感度が増すという「単純接触の原理」通称ザイアンス効果があります。
一日だけ長時間会話するよりも、短時間の挨拶だけでもいいから何回も会ったほうが、好感を持つ効果が高いことが実験によっても証明されています。
「単純接触効果を使うと良い…?片思いの相手に好意を持ってもらうには?」を参考にしてください。
メラビアンの法則
アルバート・メラビアンが行った実験で「メラビアンの法則」というものがあります。
メラビアンの法則とは?
感情や態度について矛盾したメッセージが発せられたときの人の受けとめ方について、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合であった。
メラビアンの法則 - Wikipedia
コミュニケーションを取る際に、相手への印象に与える影響は、非言語コミュニケーション(聴覚・視覚)だけで93%とほとんどを占めており、人の印象は、ほぼ一瞬で決まるという事が実験でわかったのです。
いろいろな表情を見せると良い
沢山の時間を一緒に過ごそうと、短い時間であろうと、常に無表情なのと色々な表情を相手に見せるのとでは、相手に与える印象も違います。
ただ単純に長い時間をかけてアプローチをかけるよりも、自分の気持ちをできるだけ表現したり、色んな自分を相手に見せていくことによって効果的になっていくかもしれません。
かけた時間だけでなく、一緒にいる少しの時間でも価値を持たせるように心がけてみると良いかもしれません。
ただ、いろいろな表情とはいっても、不機嫌な顔や怒っている顔ばかりでは相手から好印象を持ってもらうのは難しいです。
基本は笑顔を心がけて、会っている時間が短時間であっても、相手に好印象を持ってもらいたいものですね。
まとめ
「メラビアンの法則」というものがあり、コミュニケーションを取る際に、相手への印象に与える影響は、非言語コミュニケーション(聴覚・視覚)だけで93%とほとんどを占めており、人の印象は、ほぼ一瞬で決まるという事が実験結果としてわかりました。
初対面の段階で、印象はほぼ決まっているということですが、世間一般的にも容姿の良し悪し云々というよりも清潔感が大事だと言われて言ることがわかりますね。
そして、いろいろな表情を見せると良いこともわかっています。ときには悲しい顔をしたり、喜んだり笑ったりという色々な表情を見せることにより、いろんな表情がある人なんだな…と興味を持ってくれるかもしれませんね。
ポーカーフェイスで何事にも表情を変えることがない人は、逆に興味をもたれにくいのかもしれません。