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夢の新築マイホーム購入…新築祝いを貰ったときのお返しの仕方とタイミングとは?

2022年1月14日

新築マイホーム購入は人生3大イベントと呼ばれるほどの大きな買い物であり、人生の中で1つの目標でもあるという人もいるのではないでしょうか。
おめでたいイベントなので周りの人からもお祝いをしてもらうことがあるかと思います。
新築祝いを頂いて頂きっぱなしというわけにもいきません。新築祝いのお返しは、どういう対応をすべきでしょうか?

新築に招くというのが一般的

新居に越して生活が落ち着いてから、新築に招いておもてなしをするというのが一般的です。
そして新居に招待する場合、招待状を2週間程度前に送るようにします。

時間帯は日中からのスタートにして、頂いた品物を目につくところに飾っておきます。

飲食はアルコールと軽食でいいかと思います。
ただし、アルコールに関しては下記のようなことに注意しておくといいでしょう。

  1. アルコールが飲めるか
  2. クルマで来ていないか
  3. 好みやアレルギーはないか

来られなかった人へのお返し

遠方などの理由から、新築に来られない方もいらっしゃいます。
来られない方には頂いたお祝いから3/1から半額くらいの品物を選んで「新築内祝」と書いてお返しに当てるのが一般的です。

お返しは3週間から1ヶ月くらいを目処にみるのがいい

お祝いや贈り物を頂いたら、どのタイミングで返すのがベストでしょうか?
頂いたらすぐに返さなくてはいけないと考える人もいらっしゃるかもしれません。

できれば、お返しは3週間から1ヶ月くらいを目処にみるのがいいかと思います。
うっかりとタイミングを逃してしまった場合には、非礼を詫びた一筆を添えるようにしましょう。

また、相手からお返しは不要と言ってもらえることもあります。
それは建前ということもあるので、真に受けてなにもしないよりもお返しはタイミングを見てしたほうがいいかと思います。

内祝いとお返しの違い

最近では「内祝い」を「お返し」の意味合いで贈ることが多いそうです。
ただ、内祝いとお返しは本来意味が違うのできちんと理解をしておきましょう。

内祝い

お祝いを貰っていなくても、感謝の気持ちで贈りものをすること

お返し

お祝いをしてくれた人にお返しとして、お礼の品を贈ること

お返しをするケースとしなくて良いケース

お祝いをいただいたら、必ずしもお返しをするべきというわけでもありません。

(お返しが必要なケース)
結婚、出産、病院見舞い

(お返しが不必要なケース)
初節句、入園、入学、卒業、七五三、成人式

子どもの成長に関してのお祝いの場合、お返しは必要ないと言われています。
その理由として、お祝いは子どもに向けて贈られるわけですが、子どもには経済力がないためにお返しは必要ないからです。

ただ、親としては何かしらお返しをしたい…とい思うのが普通だと思います。
そういった場合「お返し」ではなく「内祝い」という意味で、お礼の品を贈ることが一般的です。

まとめ

新築祝いをもらった場合新居に招待するのが一般的ということですが、新居に招くにあたっておもてなしをしなくてはいけないので招待する側としても色々と準備が必要なので大変ですね。

日本の伝統文化は奥深いながらもややこしいことが多く、常識やマナーというものを身につけることは大変だなと感じることが多々あります。

お祝いを頂いたから、内祝いを贈る…と形式に縛られず、本来の意味や目的を知った上で心を込めて贈りたいものです。

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