知り合いやお友達のお宅にお呼ばれした際、お茶菓子が出される場合があります。
和菓子を出されたとき、洋菓子を出された場合と食べ方が違ってきます。
また、自宅ならば気軽に食べれるケーキなどはセロファンなどがあるのでどうやって取れば良いかいまいちわかりません。
きちんとしたマナーを守ってお茶菓子を頂きたいものですね。
和菓子を出されたら
和菓子が出された場合、直接手で口に運ぶというわけにはいきません。
どのような食べ方が失礼に当たらないでしょうか?
添えられている黒文字(つまようじ)を使い一口大に切る
添えられている黒文字(つまようじ)を使い一口大に切ります。
和菓子を包んでいた紙や、桜餅の場合は葉を綺麗に畳みます。
使い捨ての黒文字や抜いた串をそのなかに差し込んでおきます。
全て1つに綺麗にまとめておくことを心がけるようにしましょう。
また串団子の場合などは一旦串を抜いて、黒文字がない場合は抜いた串で刺していただくようにしましょう。
洋菓子(ケーキ)を出されたら
ケーキを出された時、ケーキを包んでいるセロファンをどうやって取ろうかわからなくなる方もいらっしゃるかと思います。
どのような食べ方が失礼に当たらないでしょうか?
フォークで取り除く
セロファンは手で取るのではなく、フォークを使いクルクルと回しながら取り除きます。
そしてケーキの下に敷いてある銀紙とお皿の間に差し込んでからフォークだけを取り除き、ケーキをいただきます。
食べ終わったら、フォークの先を銀紙の間に入れるようにするといいかと思います。
食後のフォークの場合の置き方は上記のようにしておきますが、食後のお箸の場合はどうするのでしょうか?
使い終わった箸は箸先を箸置きとして結んだ箸袋の端に差し込むようにするか、箸袋を広げて爪楊枝も一緒にその中に戻します。
また、箸袋に戻したときは袋の端を折っておくようにしましょう。
折っておくことでお店の人から見て使ったことがわかりますので親切です。
受け皿がついているティーカップの飲み方は?
紅茶やコーヒーを頂くとき、ティーカップと受け皿を一緒に持ったりすることや、カップ底に左手を添えることが上品だと思う人も多いかもしれません。
しかしティーカップは右手で持ち手を持つだけでも構わないです。
テーブルから斜め一直線に口元に運ぶよりも、いったん胸元に引きつけてから垂直にあげるようにすることでこぼしくくなりますし、良い印象を相手に与えます。
まとめ
友人や知人の自宅に招かれ、お茶菓子がでてきた場合の食べ方について触れてみました。
自宅でケーキを食べる場合はセロファンを手で取ってしまう人は多いかと思いますが、外でいただく場合はフォークで取り除くのがマナーとしては良いでしょう。
和菓子も、手で食べるようなことはないようにしましょう。