酔っぱらっているときに絡んで噛み付くことも…犬はお酒を飲んだ人が嫌い?

2022年2月10日

お酒を飲んだあとに犬に威嚇されたり、嫌われたという経験がある人もいるかと思います。
ペットを飼っている人からすると、動物はお酒の臭いが嫌いというのは当たり前のように感じているかもしれません。
では、なぜお酒の臭いは動物に嫌われるのでしょうか?

犬の嗅覚は人間の比にならないくらい優れている

犬は、人間に比べて4倍の聴覚と100万倍以上の嗅覚を持っています。

人間でも、お酒を飲まない人からするとアルコールの匂いをよく思わない人は沢山います。
それにも増して、先述したように犬の嗅覚は人間の比にならないくらい優れています。

人間が嫌だと思う以上に犬の嗅覚からすると数倍も嫌だと思っても不思議ではありません。
よって、お酒の匂いは犬からすると人間の何倍も不快な匂いに感じます。

犬が嫌がる匂い

犬が嫌がる匂いについて記載していきます。
人間にとっては日常的だったりいい匂いだと感じても、100万倍以上の嗅覚を持つ犬からすると刺激があって不快な匂いです。

柑橘系

果皮に含まれる柑橘精油という揮発物質は、犬に不快感や刺激を与えてしまいます。
柑橘系など香水などにもよく使われています。

人工的

香水はもちろんですが、他には整髪剤や制汗スプレーや虫よけスプレーなど人工的な匂いも苦手です。
自然界では嗅がない人工的な匂いは危険だと判断します。

アルコール

犬はアルコールの匂いが嫌いなだけでなく「アルコールそのもの」への耐性も弱いです。
ほんの少し舐めただけでも酔っ払ってしまいます。

タバコ

タバコの煙や匂いは、人間でも嫌いな人は多いです。
犬にとっても嫌いな匂いであり、喉や鼻を刺激するだけではなく「アレルギー性鼻炎」にもなってしまう場合があるそうです。

まとめ

犬が酔っ払いが嫌いなのは、単純に「アルコールの匂いが嫌い」という理由だからでした。
人間からしても、酔っ払いの匂いは良いとは思えないのに、人間の100万倍以上の嗅覚を持っている犬からすれば不快になるのも当然ですよね。

それに、酔っ払っている状態というのは何にでも絡みやすくなるので、お酒臭い上に飼い犬にしつこくちょっかいを出して吠えられたり噛まれたりした経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

犬からすると「本能的に嫌いな匂いが、信じられない勢いで迫ってくる!」といった状態なので、吠えられても仕方がないですね。
お酒を飲んでいるときは、飼い犬とは距離をおくと良い関係が築けるのではないでしょうか。

  • B!