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お札の寿命はどのくらい?使えなくなって回収された紙幣はどうなるの?

2022年4月25日

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気がついたら旧札がなくなっていたり、ボロボロの紙幣がなくなっていくのに疑問を持ったことのある人もいるかもしれません。
お札の寿命はどのくらいなのでしょうか?また、1万円札と1000円札でも寿命は違うのでしょうか?
汚くなったり古くなった紙幣はどこにいってしまうのでしょうか?

そもそも紙幣はどこで作られる?

現金通貨と言われる1000円札や100円玉などはそれぞれ「紙幣」「硬貨」と呼ばれています。
「紙幣」と「硬貨」はそれぞれ作る場所が違います。

「硬貨」は「独立行政法人 造幣局」で作られ「紙幣」は「独立行政法人 国立印刷局」で作られています。

財務大臣によって作られている

造幣局や印刷局もお金を作っていますが、作っているだけで発行しているところは「紙幣」「硬貨」共に違います。

  1. 紙幣を発行しているのは「日本銀行」です。
    日本銀行が紙幣を発行する権限を持っており、紙幣のことを「日本銀行券」と呼ぶこともあります。
  2. 硬貨を発行しているのは日本の「政府」です。
    ただ、造幣局で作られた硬貨がすべて「日本銀行」に預けられます。

勘違いされやすいですが日本銀行が硬貨や紙幣の量を決めているように思っている人もいらっしゃるかもしれませんが、量を決めるのは「財務大臣」です。

回収され廃棄処分される

紙幣は世の中に同じ物が回り続けているわけではありません。世に出回った紙幣は、回り回ってやがて日本銀行へ戻ってきます。
1万円札の平均寿命は4,5年であり、1000円札や5000円札は釣り銭などでよく使われたり痛みやすいため、平均寿命は1,2年程度と言われています。

日本銀行へ戻ってきた紙幣は、汚くなり再度の流通に適さないものは日本銀行本店や支店において細かく裁断されます。

処分された後は再生紙の原材料として製紙会社に販売されます。
ですが散々使われてきたものですから再生紙としては最低ランクとして扱われ、トイレットペーパーなどにリサイクルされています。

なぜお札には製造年が入っていない?

10円玉や100円玉などの貨幣には製造年が入っています。
しかし1000円札、5000円札、10000円札などのお札には入っていません。
貨幣には製造年が入っているのに製造年がお札に入っていない理由はなぜなのでしょうか?

理由は2つある

  1. 貨幣は耐用年数が長く、例えば50年近く流通しているものも少なくないとされていますが、お札は上記の通り耐用年数が1万円札で4,5年、5000円や1000円札は1,2年と短いために、製造年を入れる意味がないということが挙げられます。
  2. お札には通し番号が印刷されていて、それを見れば製造時期がわかることから、製造年を入れる必要がないとされています。

まとめ

普段身近にある紙幣や硬貨がどこで作られているか、量は誰が決めているのか…そして、世の中を流通して戻ってきた紙幣はどうなるのか…など知らなかった人も多いのではないでしょうか。

紙幣と硬貨共に、作られているところは「造幣局」「印刷局」と異なり、紙幣は1万円札で寿命が4,5年程度で1000円札や5000円札は1,2年でした。

そして、日本銀行に戻ってきた紙幣は裁断されてリサイクルという道をたどります。

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