温泉や銭湯で頭に濡れたタオルを乗せるのはどうして？

温泉や銭湯で、濡れたタオルを頭に乗せてる人がいるよね

何か意味があるのかな？

のぼせに関係してるのかな？

頭に濡れたタオルを乗せる理由

温泉やサウナに入る際、頭に濡れたタオルを乗せる行為は日本などの国でよく見られる習慣の一つです。
これにはいくつかの理由や効果があります。

• 体温調整
  • 頭は体温調整の中心となる部位の一つです。特に頭皮は血管が密集しているので、冷やすことで全体の体温上昇を抑える効果があります。
    濡れたタオルを置くことで、頭の過度な温度上昇を防ぎ、のぼせや熱中症などのリスクを低減します。
• リラックス効果
  • 冷たい感覚がリフレッシュ感をもたらし、リラックス効果があると感じる人も多いです。
• 熱からの保護
  • サウナなどでの高温が頭皮や髪にダメージを与えるのを防ぐ役割もあります。
• 伝統や習慣
  • 一部の地域や施設では、これが伝統的な習慣として根付いていることもあります。

のぼせた状態とは？

「のぼせる」とは、特に暖かい場所や高温の環境に長時間いることによって、体が過度に温まりすぎて起こる症状のことを指します。
温泉やサウナなどで体が温まると、血管が拡張し、体内の血流が増加します。
その結果、一時的に血圧が下がることがあり、以下のような症状が現れることがあります。

• めまい…突然の立ち上がりや急な動きでめまいを感じることがある。
• 顔の赤み…顔が暖かく感じ、明らかに赤くなることがある。
• 頭痛…頭が重く感じる、または痛むことがある
• 吐き気…胃の不快感や吐き気を感じることがある。

のぼせた状態になると、体は冷やすことを求めるので、涼しい場所に移動する、水を飲む、うちわで扇ぐなどの方法で体を冷やすと良いです。温泉やサウナに入る際は、以下のような対策をとると良いでしょう。

• 適切な時間を過ごす…長時間、高温の環境にいるとのぼせやすくなるので、適度な時間で出入りを繰り返すと良い。
• 十分な水分補給…脱水状態はのぼせやすくなる原因の一つです。水分をしっかりとることで、体の温度調節機能をサポートします。
• ゆっくりと立ち上がる…突然の動きはめまいを引き起こす原因となることがあるので、ゆっくりと動くことが推奨されます。

まとめ

上記のように、温泉でのぼせてしまった場合はすぐに高温の場所から出て、安全な場所で体を冷やして休むことが大切です。

また、冷たいタオルを頭に乗せることで頭の過度な温度上昇を防ぎ、熱中症などのリスクを低減します。
のぼせないように、冷たいタオルを頭に乗せておくのも対策としては良いでしょう。