筋トレが流行ってるよね
痩せたいけども、筋トレして痩せられるの?
どんな筋トレ方法があるのかわからない
筋肉をつけることによる効果
筋肉をつけることは若い時期だけでなく、老後にも様々なメリットをもたらします。
以下にその主なメリットをいくつか挙げてみましょう。
基礎代謝の向上
筋肉量が増えると、基礎代謝(体が安静時に消費するエネルギー)が向上します。
これにより太りにくい体質になるだけでなく、健康な体重を維持するのに役立ちます。
骨密度の維持
筋トレは骨密度を維持するのに有効です。
これは高齢になると骨粗しょう症のリスクが高まるため、特に重要です。
機能的な身体能力の維持
筋肉量を維持することで身体のバランスを取ったり、物を持ち上げたり、立ち上がったりするなどの日常生活で必要な動作を行う能力を維持できます。
疾患リスクの低減
適度な筋力トレーニングは心疾患、糖尿病、一部の癌などのリスクを低減する可能性があります。
自立生活の維持
上記の要素が組み合わさることで、長期的には自立した生活を維持することが可能になります。
これは高齢期のQOL(Quality of Life、生活の質)を大いに向上させます。
また「運動(筋トレ)を実施しているとがんや疾病、うつ病や死亡のリスクは減るの?」でも解説していますので参考にしてください。
筋トレの代表的な方法
筋力トレーニング(筋トレ)には様々な方法がありますが、以下にいくつか代表的なものを挙げてみます。
初心者の場合はまずは体に負担をかけず、自分の体力に合ったトレーニングを行うことが大切です。
また、筋トレを行う際は正しいフォームで行うことが重要で、怪我を防ぐために必要です。
ウェイトトレーニング
ダンベルやバーベル、ウェイトマシンを使って筋肉を鍛える方法です。
重量を調整して強度をコントロールできるのが特徴です。
ボディウェイトトレーニング(自重)
自分の体重を利用して筋肉を鍛える方法で、特別な器具を必要とせずどこでも行うことができます。
腕立て伏せ、腹筋、スクワット、プランクなどが代表的です。
レジスタンスバンドトレーニング
レジスタンス(抵抗)バンドを用いて筋力を鍛える方法です。
バンドは携帯に便利で、さまざまな強度のバンドを使い分けることで自分の体力に合わせたトレーニングが可能です。
サーキットトレーニング
複数のエクササイズを連続して行うトレーニング方法で、筋力向上とともに有酸素運動効果も得られます。
各エクササイズ間には少ない休息時間(または休息なし)を設け、1セット終了後に短い休息を取るというパターンを繰り返します。
HIIT(高強度インターバルトレーニング)
短時間で大きな効果を得られるトレーニング方法で、一定時間(例えば30秒)全力で運動した後、短時間(例えば10秒)休むというサイクルを繰り返します。
以上の方法の中から自分の目的や体力に合ったものを選び、一定期間トレーニングを行うと良いでしょう。
また筋肉は休息中に回復し成長するため、適切な休息日を設けることも大切です。
まとめ
筋肉をつけることによる効果(老後も)と、代表的な筋トレ方法をご紹介しました。
運動や筋力トレーニングは、あらゆる年齢で始めても効果があります。老後に筋トレを始めることも筋力の維持・改善、身体機能の向上、慢性疾患の予防等に非常に有益です。
重要なのは「始める時期」よりも「継続すること」です。
筋力トレーニングは短期間で結果が出るものではなく、定期的かつ長期的に行うことでその効果が現れます。
また怪我を避けるために、適切なフォームで行い、自分の体調と相談しながら行うことが重要です。