国会には酸素ボンベがあるの?
電話ボックスを再利用した酸素ボックスがあるらしいよ?
どうして設置されているの?
酸素ボックスの設置
国会には酸素ボックスが設置されていることをご存知でしょうか?
国会の本会議場には沢山の議員がいますが、議員の他に政府職員・速記者・衛視など様々な職業の方が働いています。
そんな沢山の人々が行き交う本会議場は、あまり換気が効かないようで、健康維持を理由として1966年5月以降に本会議場の入り口横に酸素ボックスが設置されるようになりました。
当時の議員運営委員会理事であった議員らが
「本会議が深夜まで続くと頭が痛くなったり眠くなったりする」
ということで提案した
議論がエスカレートして興奮した議員が呼吸困難に陥ったときなどに吸うため
上記以外にも以下のようないくつかの理由があります。
- 医療緊急事態
- 国会議員や職員、訪問者が突然の健康問題に直面した場合(心臓発作や喘息発作など)、酸素ボンベはその人が呼吸を続け、必要な医療援助を待つための重要なツールになる可能性があります。
- 高齢者支援
- 国会議員の中には高齢者が多く、特定の病状や呼吸困難を伴う病気を持つ人もいるかもしれません。
このような場合、酸素ボンベはその場で必要なサポートを提供します。
- 国会議員の中には高齢者が多く、特定の病状や呼吸困難を伴う病気を持つ人もいるかもしれません。
- 防災大作
- 大規模な災害や緊急事態(例えば地震や火災)の際に、建物内の酸素レベルが低下する可能性があります。
酸素ボンベはこのような状況で生命を救うための重要な資源となります。
- 大規模な災害や緊急事態(例えば地震や火災)の際に、建物内の酸素レベルが低下する可能性があります。
酸素ボックス
酸素ボックスは、使用しなくなった電話ボックスを再利用したもので、ボックスの中には以下の物があります。
- 酸素ボンベ
- 吸引具
- 事務用の椅子
昔の新聞記者が、国会で手に入れたスクープをいち早く自社に伝えようとして、電話ボックスと誤って酸素ボックスに駆け込んだ人もいるそうです。
まとめ
酸素ボックスや酸素ボンベは、医療緊急事態に備えて設置されます。
高齢者や特定の健康状態を持つ人々が集まる場所では、心臓発作や呼吸困難などの緊急事態に対応するために酸素供給装置が必要となることがあります。
政府の立法機関においても、これらの緊急医療装置が設置されることは珍しくありませんね。
また、居眠り防止のためにも良いのかもしれませんね。