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パスポートの茶色と緑色を持つ人はどんな人?

パスポートの色って、赤色か紺色だよね?

緑色と茶色もあるようだよ?

どんな人が持つんだろ?

パスポート

海外へ渡航するときに、必ず持たなければいけないのがパスポートです。
日本では、パスポートの色は赤色(有効期限は10年で一般的)か紺色(有効期限が5年で、主に未成年)がほとんどです。

しかし、実はこれら以外にも緑色と茶色のパスポートが存在します。

公用旅券(緑色)

日本国政府が公務を帯びて外国へ出国する者に交付する旅券で、表紙は緑色です。
国会議員や公的機関の職員・公務員や自衛隊員などが出張や転勤・国の仕事のために海外を訪れる際に使用します。
パスポートの表紙には「OFFICIAL PASSPORT」と書かれています。

外交旅券(茶色)

日本国政府が外交官またはその家族、または同等の資格を有する者に交付する旅券で、表紙は茶色です。
皇族や首相が公務として海外を訪れる際や、外交官や大使館員などの外務公務員の肩書を持つ人も使用します。
パスポートの表紙には「DIPLOMATIC PASSPORT」と書かれています。

また薄い茶色のパスポートもありますが、こちらは海外でパスポートを更新したりするときに発行される「緊急旅券」に区分されるものとなっています。

諸外国の発行するパスポートにおいても、紺色と赤色のものが多いです。
アメリカ・カナダ・オーストラリア…一般的なパスポートは紺色
ヨーロッパ諸国…一般的なパスポートは赤色
主権が曖昧である国・開発途上国…緑色

まとめ

日本では、赤色と紺色のパスポートが一般的ですが、中には緑色と茶色があります。
緑色は、主に国会議員や公的機関の職員・公務員や自衛隊員などが出張や転勤・国の仕事のために海外を訪れる際に使用します。

そして、茶色のパスポートは皇族や首相が公務として海外を訪れる際や、外交官や大使館員などの外務公務員の肩書を持つ人も使用します。

一般の人がこれらのパスポートを持つことは通常ありません。これらのパスポートは特定の公的な目的で発行され、その職務を終えた後は返却するのが一般的だそうです。

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