腹式呼吸はなんなの?
どんなやり方があるの?
どんなメリットがあるの?
腹式呼吸とは
腹式呼吸は呼吸の際に腹部を使って深く息を吸い込み、ゆっくりと吐き出す呼吸法です。
この呼吸法は胸式呼吸とは対照的であり、胸式呼吸では胸郭を膨張させて呼吸をするのに対し、腹式呼吸では横隔膜を使って呼吸をすることが特徴です。
腹式呼吸のやり方
- 手をお腹にあて、ゆっくりと息を鼻から吸い込みます。この際、お腹を膨らませるように意識します。
- 息を止め、2〜3秒間そのままにします。
- ゆっくりと息を吐き出し、お腹を内側に引っ込めるように意識します。
- また息を止め、2〜3秒間そのままにします。
- 以上を繰り返します。
「正しい」腹式呼吸のやり方基本編|胸式呼吸との違いと基本練習3STEPを参考にしてください。
腹式呼吸のメリット
腹式呼吸には、以下のようなメリットがあります。
ストレス緩和効果
腹式呼吸は自律神経のバランスを整えることができ、ストレスや不安を緩和する効果があります。
呼吸を深くゆっくりと行うことで、交感神経と副交感神経のバランスが整い、リラックス効果が期待できます。
血行促進効果
腹式呼吸により、体内の酸素や栄養素が効率的に循環することができます。
また深くゆっくりとした呼吸により、血管が拡張し血液の循環が促進されます。
心臓機能改善効果
腹式呼吸により、心臓の機能・心肺機能が改善されることが報告されています。
呼吸を深くすることで心臓に負荷がかからず、心拍数が下がり、心臓の健康に良い影響を与えることができます。
筋肉緊張緩和効果
腹式呼吸は、身体の筋肉の緊張を緩和する効果があります。
深くゆっくりと呼吸することで、身体の緊張が緩和され、筋肉の疲れや痛みを和らげることができます。
免疫力向上効果
腹式呼吸は、免疫力を向上させる効果があります。
深くゆっくりと呼吸することで、体内の酸素や栄養素が効率的に循環し、免疫力を高めることができます。
まとめ
吹き方など慣れるまでは難しい人もいるかと思いますが、動画などを参考にして是非トライしてみましょう。
腹式呼吸を意識することで身体には様々なことが起きます。
自律神経を調節しリラックスできる(副交感神経を優位にする)・姿勢がよくなる・便通が改善しやすい・声量が増える・代謝が向上するなど、メリットがたくさんあることがわかりましたね。
ストレスや不安を緩和する効果があるとされており、心身のリラックス効果も期待できます。
また運動やヨガなどの身体活動においても、腹式呼吸は呼吸量を増やすことができ、より効率的な呼吸を促すことができるので健康維持のために日頃から取り入れてみるのはいかがでしょうか。