マナー 冠婚葬祭

結婚式の2次会で覚えておきたいマナーと服装は?

2023年3月1日

2次会に呼ばれたけどもカジュアルな服装で良いの?

2次会から参加する場合、ご祝儀は用意しなくて良いの?

遅れて行っても大丈夫?

結婚式の2次会とは?

結婚式の2次会は、新郎新婦が披露宴の後に開くパーティーのことを指します。披露宴とは異なり、比較的カジュアルな雰囲気で、参加者同士が気軽に交流できます。
また披露宴に参加できなかった人たちや、もっとアットホームな雰囲気でお祝いしたい人たちが参加します。

2次会のスタイルは、バーでの飲み会やレストランでの食事会、クラブでのパーティーなど様々あります。参加費用やドレスコードなど、詳細は新郎新婦からの案内に従って参加できます。
また、余興やゲーム、プレゼント交換などのイベントも開催されることがあります。

最近では、1.5次会も流行っています。「結婚式の1.5次会で覚えておきたいマナーと服装は?」を参考にしてください。

2次会の服装マナー

披露宴が終わった後に、2次会が行われる場合があります。披露宴にドレスや正礼装で出席した人は会場の雰囲気にかかわらず、結婚式に出席したままの服装でOKです。
ただし、2次会から参加する人や披露宴に和服で出席した人は2次会の会場に相応しい服装に着替えて参加すると良いでしょう。

男性はスーツ、女性はワンピースが基本の服装となりますが、会場によっても変わりますので格式高そうなホテルになるのかカジュアルなカフェなのか、会場の雰囲気に合わせてコーディネートすると良いでしょう。

「平服でお越しください」と指定された場合、普段着というわけではないので気をつけましょう。
「平服」とは「略式の礼装」…つまり、きれいめなワンピースやスーツのことを言います。

ドレスコードについても詳しく説明しています。
以下のリンクを参考に、会場によってどのような服装をするべきか紹介してます。

「結婚式・披露宴での服装マナーとは?(女性編)」
「結婚式・披露宴での服装マナーとは?(男性編)」

会場が高級そうなレストランやホテルの場合

一般的な披露宴と同じようなイメージでフォーマルな装いになります。

  • 男性
    • ネイビーやブラックなどのダークカラーのスーツ
    • スタンダードなタイプのスーツやベストを合わせたスリーピーススタイル
    • シャツは白色で、ネクタイは白かシルバー
  • 女性…
    • シフォンやサテン素材の華やかなセミフォーマルなワンピース
    • 夕方以降に行われる2次会では、肩の露出がOK。昼間の結婚式には避けるべきロングドレスもOK
    • ミニ丈や露出の多いもの、目立つ服装はNG

レストランやカフェで行われる場合

ホテルで開催されるときよりも、カジュアルな服装でOK

  • 男性
    • ライトグレーのスーツ・ストライプの柄が入っているスーツでもOK
    • シャツやネクタイは、淡いブルーやピンクで華やかに
    • ダークブラウンの靴でもOK
  • 女性
    • ワンピースやセットアップスーツ、オールインワンでもOK
    • 無地ではなく、色柄やプリント柄もOK
    • 胸元が少し開いたものや、ノースリーブでもOK。羽織物はなくてもOK
    • ミニ丈や露出の多いもの、目立つ服装はNG

2次会から参加する場合にご祝儀は必要?

2次会から参加する場合、会費だけで良いのかご祝儀を用意するべきなのか迷ってしまう方もいるかと思います。
基本的に、2次会に参加すること自体にお祝いの気持ちが込められているので、ご祝儀を用意する必要はありません。

また、会費はご祝儀のように封筒を使わなくても大丈夫です。

自分が先に結婚式を挙げており、いただいたご祝儀と会費の金額の差があるようであれば、ご祝儀ではなく別途お祝いの品を贈ると良いかもしれませんね。
どうしてもご祝儀を渡したいという場合は、2次会の前日までに渡すか、日を改めて直接渡す場を設けましょう。

遅れて行っても大丈夫?

結婚式の2次会での疑問は多種多様ですが、その中でもよくある疑問の1つは「遅れて行っても大丈夫か?」というものです。

一般的には遅れて参加することは可能ですが、式の進行状況や会場の雰囲気によっては失礼になることもあります。

特に新郎新婦とのスケジュールや、余興などがある場合は遅れて参加することで、他のゲストや新郎新婦に迷惑をかけることになります。
また2次会によっては食事のタイミングがある場合もありますので、そういった場合は時間に余裕を持って参加することが望ましいでしょう。基本的には、招待状や新郎新婦からの案内に従い、時間に余裕を持って参加することが良いでしょう。

まとめ

2次会は披露宴の後に行われることが多く、友人たちで集まるカジュアルなパーティなので気兼ねなく楽しむことができます。
ただ友人たちだけのカジュアルなパーティだからと、新郎新婦に失礼のないよう、最低限のマナーは守るようにしましょう。

また結婚式の主役はあくまでも新郎新婦ですが、女性ゲストは結婚式の華でもあります。
夜からのパーティだからと露出をしたり、新婦よりも目立つような服装はマナー違反となるので気をつけましょう。

素敵なドレスアップとマナーを身に着けて、新郎新婦を心からお祝いして素敵な思い出になると良いですね。

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