雑学 身体

口内炎の痛みはどうやったら解消できる?

2021年11月16日

しみたり、痛くて常に気になってしまう口内炎。
知らぬ間に口の中にできており、常に違和感を感じさせられ、食事をする際にも痛みが生じたりと何かと厄介な存在です。
口内炎はなぜ痛いかというと雑菌が繁殖していて、これらの雑菌が毒素などを出すために痛みにつながっているのです。
口内炎の痛みを一瞬で止める方法はあるのでしょうか?

口内炎について

口の中の粘膜や舌に発生する炎症を総して「口内炎」といいます。
できる場所によって呼び方が変わります。

  1. 歯茎…歯肉炎
  2. 舌…舌炎
  3. 唇…口唇炎
  4. 口角…口角炎

口内炎の症状

主な症状は以下の通りです。

  1. 粘膜が赤くなる
  2. 腫れる
  3. 白くなる
  4. ただれる
  5. 水ぶくれ
  6. 粘膜の表面が固くなる

口内炎の原因

そもそも、口内炎ができる原因はなんでしょうか?

  1. 疲れや生活習慣…体力(抵抗力)の低下
  2. 栄養不足…ビタミンB群の不足
  3. 消化不良…必要な栄養素がとれない
  4. 食べ物の刺激が原因…辛いものや熱いものが刺激となる
  5. 虫歯…舌で虫歯を触ると、とがった部分と接触した舌に傷ができて細菌が侵入
  6. 薬剤などの化学的な刺激

などがあげられます。

痛みを一瞬で止める方法

まず必要なものは、塩4.5gと水をいれた500ml入りのペットボトルです。塩は天然塩でも精製塩でもどちらでも構いません。

ペットボトルに塩を入れたら、よく振って混ぜます。
塩がしっかりと水に溶けたら、あとはこの塩水で口内炎のできた口をゆすぎます。

傷口に塩水は、逆効果で余計に痛みが増しそうだと思うかもしれません。
しかし500mlの水に4.5gの塩を入れると、人間の血液と塩分濃度がほぼ同じになるため、この浸透圧の水で傷口を洗い流しても全く痛みが出ないのです。

患部で繁殖していた雑菌も一緒に洗い流されて、毒素を出せなくなるため痛みが解消できるのです。

まとめ

口内炎ができると、違和感もあるし食事することが憂鬱になってしまいます。
更には、栄養が不足気味となり余計に治りが遅くなります。

また口内炎になりやすい人は高齢者や乳幼児、ドライマウスの人がなりやすいと言われています。

粘膜のビタミンと呼ばれるビタミンB2やビタミンB6は、口の粘膜を健やかに保ち代謝をサポートする効果があります。

食事で摂取するならば青魚や乳製品、レバーや緑黄色野菜が良いです。口内炎になったら余計に積極的に摂るようにしましょう。

ただ食事で摂取するのは難しいとなると、サプリメントや市販薬で補うと良いかもしれません。

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