好意には好意、嫌悪には嫌悪…「好意の互恵性」を使って好きな人と距離を縮める方法は?

2021年10月19日

自分が好かれているとわかると、その相手を無視できないものです。
「好意の互恵性」が働き、自分を好いている人が気になり、次第にその人を好きになっていくという場合があります。
逆に自分のことが嫌いだとわかると、その人のことを嫌いになることが多くあります。
この心理といい具合に活用して好きな人と距離を縮める良い方法はあるでしょうか?

好意の互恵性

好意の互恵性とは、心理学の分野で「返報性の原理」と呼ばれます。

「人は自分に好意を持っている人を嫌いにはなれない、寧ろ好きになるという傾向がある」という心理学の概念です。

これは人間関係はもちろんのこと、恋愛関係においても基本です。
人は自尊心を保つために、相手が自分に好意を持っていることがわかると自分も相手に対して好意を持ちます。

好きな相手には、先に好意を伝えると後々良い結果になる

上記の通り人間関係には互恵性が強く働くため、あらかじめ自分に対する相手の好き嫌いの情報が入っていると、その先行情報に沿って相手の印象を形成する傾向があります。

好きな相手には、先に好意を伝えると後々良い結果になるのではないでしょうか。

具体的には相手に共感し、相手の良いところを見つけて称賛したり相手の発言や考えを尊重することによって、好意を持ってもらえるのではないでしょうか。

そして相手に期待する行動を自分もすること、自分のして欲しい事を相手にすることによって、良い人間関係を築けるでしょう。

まとめ

人は「返報性の原理」によって好意を持ってくれた相手のことは嫌いになれない、寧ろ好きになる傾向があります。
そのテクニックを使って、好きな相手に好意を持ってもらうことができるのです。

好きな相手には、先に好意を伝えておくことで後からでも好意を持ってもらえる可能性が高くなります。

あまりにも大げさな褒め方だったり過剰な好意を見せてしまうと、警戒してしまう場合がありますが…ほどほどに相手の良いところを見つけて褒めたり、意見を尊重したりすることによって、相手にも好意を持ってもらえる可能性が高くなります。

好きな人には好意があることを先に伝えておくと、距離も早く縮まるかもしれませんね。

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