結婚をすれば左手の薬指に結婚している証明という意味もあり、一般的には結婚指輪をつけるのは普通だと考えられています。
それにも関わらず結婚しているのに結婚指輪をつけない人は、どういう心理からつけないのでしょうか?
また、時計をしない人はどういう心理なのでしょうか?
結婚指輪をしない本音と建前
ブライダルジュエリー専門店が20歳から39歳の既婚・未婚の男女500名に調査したところ、以下のような結果になったようです。
Q.普段結婚指輪をしていますか?
していない | 時々する | 常にしている | |
---|---|---|---|
男性 | 29.6% | 15.2% | 55.2% |
女性 | 31.2% | 17.6% | 51.2% |
続いて、結婚指輪をしないと答えた人に「結婚指輪をしない理由の本音と建前を教えてください」の質問をしました。
建前
- 仕事上つけられない
- 21.4%
- 指輪をするのが面倒
- 19.7%
- 指輪をなくしてしまいそうだから
- 16.2%
- 指輪を傷つけたくないから
- 14.5%
- 指輪を持っていない
- 12.8%
- サイズがあわなくなった
- 12.8%
- 最初からしていない
- 12.8%
本音
- 指輪をするのが面倒
- 25.6%
- 仕事上つけられない
- 21.4%
- 指輪をなくしてしまいそうだから
- 12.8%
- 指輪を持っていない
- 12.8%
- サイズがあわなくなった
- 12.8%
建前上では、1位が「仕事上つけられない」でしたが、本音の1位は「指輪をするのが面倒」という結果でした。
参考サイト : CanCan.jp「既婚者の「結婚指輪をしない理由」、建前の1位は「仕事でNG」、本音の1位は…違った」
職種によっては指輪が邪魔になる
調査結果では、結婚指輪をしない人の建前上の理由として「仕事上つけられない」が1位にあげられました。
実際、職種によっては仕事の邪魔になってしまったり指輪をつけること自体が危険であったり、仕事中に指輪に傷をつけてしまうという理由から指輪はしないという人もいるでしょう。
また結婚した時に資金的な問題で、購入は後にしようと思っていたりする場合もあるかもしれません。
上の調査結果以外だと、以下の理由も考えられます。
束縛から逃れたい傾向がある
結婚しているのに結婚指輪をつけない人の中には、一般に束縛を嫌うタイプもいます。
結婚から生じる様々な束縛から自由でいたいと思っている可能性があります。
結婚指輪をしていれば、その人が何も言わなくても既婚者だとすぐにわかりますし、好みの異性に会ったとしても、その相手に自分が既婚者だと一目でわかってしまいます。
恋愛に限らず意識的であれ無意識的であれ、束縛から逃れたい傾向があります。
ちなみに時計をしていない人は、時間に束縛されたくないタイプが多いです。
こういうタイプの人たちは、規律を押し付けられたり束縛されるのが嫌いなので、ある程度は自由にさせてあげる必要があるのかもしれません。
また「どうして右手ではいけないの…?結婚指輪を左手薬指にはめる理由は?」で結婚指輪の歴史について記述していますので参考にしてみてください。
まとめ
結婚をしても結婚指輪をしない人の理由としては仕事上付けられないという人もいますし、本音としては「つけるのが面倒だから」と思っている人が多いことがわかりました。
そして、指輪をしない他の理由では束縛を嫌うタイプの人もいます。
そういった場合の人は、まだ自由でいたい…遊びたいという気持ちがあるのかもしれませんね。
普段指輪をつけないという人は、結婚記念日などのイベント時や夫婦でお出かけする際などにつけてみると、夫婦関係が一層良くなるかもしれません。