上司や友人、恋人、家族に注意をされて気分がいいという人はあまりいません。
そして、他人から注意された時...本性が出る瞬間でもあります。
注意されてイライラしてしまったり、落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
自分のためにどういった対応を行うのがいいでしょうか?
注意されるうちが華
他人に対して注意をするという行為は、なかなかしづらいものです。
相手が子どもならまだしも、大人だった場合には余計です。
そして自分が注意をされた場合、相手が誰かにもよりますし言い方にもよりますが、気分が良いことは決してありません。
時には、怒りを感じて言い返したくなる場合もあるかもしれません。
しかし、注意を受けてもポジティブに受け止めることにより、自分が成長できます。
イライラしたら、まだ自分は小さいということ
注意を受けたときにイライラしたり、腹がたった場合は、まだ自分は小さいんと自覚を持つことが大切です。
注意を受けたぐらいでイライラするということは、器が小さいという証拠でもあります。
冒頭でも記載しましたが、相手に注意をするという事は嫌われる可能性もあるので、なかなかしにくいことです。
しかし、相手は嫌われる覚悟をしながらも自分にわざわざ親切心から覚悟を持って伝えてくれたわけです。
これは相手の親切心にイライラしていることになります。
いつの間にか意地を張って傲慢になっていませんか?そんな自分を見直すチャンスです。
相手の言い方が良くなかったという場合もありますが、それよりも指摘内容にもう一度注意を向けてみるべきではないでしょうか。
見放されていない証拠
本当に見放されたなら誰も何も言われなくなります。
その理由としては「何を言っても成長しないだろう」「教える必要がない」と何も期待されていないことになるからです。
人は、見放されたら終わりです。期待も注目もされないことは辛いことです。
愛の対義語は「無関心」であるように、人から注意されなくなった時こそ人間失格のレッテルを貼られたようなものです。
注意されているうちは、まだ「改善の見込みがある」と期待されている証拠です。
だから「注意されているうちは華」だということを念頭に入れておくと良いでしょう。
ありがとう、という感謝の言葉を表す
相手に敵意があるわけではなく、言いにくいことをわざわざ自分の為に指摘してくれたのです。
自分の欠点には意外と気がつきにくい物です。
注意してくれる人がいなければ、気がつかないままだったかもしれません。
自分の為を思って発言してくれたと思うようにすると、注意してくれた相手にも感謝の気持ちが湧いてきませんか?
誰でも良い気持ちにはならないのは同じですが、向上するチャンスだと考えるようにしましょう。
そして指摘してくれた人に「ありがとう」という感謝の言葉を忘れないように素直に受け入れましょう。
「すみませんでした」「ご指摘、ありがとうございます」などの言葉を使うと人間関係を良好に保てるでしょう。
まとめ
厳しい注意を受けた場合、とても落ち込んでしまいます。
しかし、自分の為に言ってくれたのだと感謝の気持を持ち、注意を素直に受け止めて、改善に役立てる事で成長ができます。
もし注意を受けて感謝の気持ちが表れたら、それは自分が大きくなった、成長したというシグナルかもしれません。
そして注意を受けてイライラしてしまったら、まだまだ自分は小さい人間だと反省をしましょう。
逆に人に伝えるときには言葉遣いに気をつけることを忘れないようにしましょう。