ゴルフ場は、必ず18ホールです。現在、ほとんどのゴルフコースが当たり前のように18ホールあります。
ゴルフが好きな人ならば、18ホールでなくあと2つプラスして20ホールにすれば、もう少し楽しい時間が増えるのにと思う人もいるかもしれません。
なぜ、18という数字なのでしょうか?
また、ゴルフボールがツルツルではなくボコボコしているのはなぜでしょうか?
聖地の事情から普及
ゴルフが18ホールになったのは、ゴルフの聖地と言われているセントアンドリュースで起きたトラブルに起因しているそうです。
19世紀中盤まで、セントアンドリュースには22ホールありました。
しかし1864年、市民生活の邪魔になるということで、コースの土地の一部を市に返還することにより、4つのグリーンが消えてしまいました。
仕方なく18ホールでプレーした所、時間的にもちょうど良かったために18ホールが定着したそうです。
そして、ゴルフの聖地が18ホールなのだからと、それ以降世界中のゴルフ場が18ホールになったということです。
ゴルフボールの表面がボコボコしているのはなぜ?
サッカーボールやバレーボールの表面はツルツルしているのに、ゴルフボールの表面は沢山のへこみがついています。
なぜボコボコしているのでしょうか?また、ツルツルではいけないわけがあるのでしょうか?
飛距離に関係がある
ゴルフは、サッカーボールやバレーボールとは違って飛距離で競います。
へこみがあると空気抵抗が減り、飛距離が伸びます。
また、へこみがないボールとあるのでどれくらい飛距離が違うのかという実験を行い、以下の結果になりました。
へこみなしが100メートルしか飛ばなかった
へこみがあるほうが140メートルも飛んだ
まとめ
ゴルフ場が18ホールと決まっていることに関して、ゴルフの聖地であるセントアンドリュースでのトラブルに起因していたことがわかりました。
ゴルフ場は広大な土地を必要とする為に、そこの地域に住む市民との間にトラブルが生じやすいのもあり、実際に22ホールもあると住人からすると邪魔なのかもしれませんね。
4つ減って18ホールとなったものの、意外と時間的にもちょうど良かったとのことで、聖地が18ホールとのことで、それ以降は世界のゴルフ場も18ホールと決まったということでした。
更に、ゴルフボールの表面がボコボコしている理由に関しては、へこみがある方が空気抵抗が減り飛距離が伸びるということでツルツルではないということがわかりました。
ゴルフ好きの方からしたら、このことは知っておくとプレイ中の話題にもなるので良い情報だったのではないでしょうか?