特に女性に多いのかもしれませんが、好きな相手にはなにかと尽くしたいと思う人はいるかもしれません。
尽くすことによって、相手もきっと同じように自分を愛してくれると願って。
しかし実際の所、本当に尽くせば尽くすほど愛は返ってくるのでしょうか?
尽くす行為
「尽くす」は奉仕する、献身する、夢中になる、などといった意味があり…相手に惜しみない愛情を出します。
相手のために「尽くす」ことは基本悪いことではありません。しかし間違った尽くし方をしてしまうと…恋人が傲慢になる可能性があります。
以下より、尽くす行為とそれに対して相手はどう思うかについて書き出してみましょう。
何でも言うことを聞いてあげる
相手がワガママや無理を言った場合、断らずに快く全て願いを聞いてしまっている状態です。
相手は全て自分の意見を聞いてくれることに満足でしょうし、気持ちが良いはずです。
お金の工面をする
相手がお金を貸してと言ったら、特に理由も聞かずに困っているだろうからとすぐにお金を渡したり、欲しいものがあると言えばすぐに買ってあげる行為です。
相手の自立の妨げにもなるし、何か欲しいものがあればすぐにねだってきたりと利用されてしまう可能性があります。
尽くしやすいタイプ
尽くしやすい、尽くしてしまいがちなタイプの人は以下のような人です。
- しっかりしている人
- 自分に自信がない
自分がいないとこの人はだめだ…と思ってしまったり、自分が尽くさないと他に行ってしまうのでは…と不安な気持ちから尽くすようになってしまいがちです。
しかし、尽くしたところで相手は同じぐらいに愛を返してくれるのでしょうか?どんどん調子に乗って傲慢になっていくだけではないでしょうか…?
公平感があるほうが恋は長続きする
愛する人に献身的に尽くすことは、相手からも愛されることを願う心理が大きいものです。
しかし自分だけ相手に尽くすというのはどこか公平ではない感じがします。
片方があまりに尽くしすぎる愛は、破局を迎える可能性が高いのです。
相手にとって負担になってしまうからです。
相手は尽くされれば尽くされるほど、自分は同じ分量だけ返せないと感じてしまいます。
尽くしすぎても好意は生まれないし、関係もうまくはいかないのです。
自分ばかりが愛しても構わないと思っている方でも、少しでも可能な限りバランスを意識してみてください。
恋愛は2人の心理的関係のバランスが取れていないと、長続きしない傾向があります。
まとめ
片方だけが尽くしたとしても、良い恋愛関係が築けないのは一目瞭然でした。
尽くせば尽くしただけ相手からは同じぐらいに愛が返ってくるという単純な仕組みであれば、恋愛で悩むことはなくなります。
また、逆の立場を仮定して考えてみても良いかもしれません。
自分の愛が欲しいからと高価なプレゼントを贈ってきたり、自分の意見を全て賛成してくれたり、友達との遊びの時にも送り迎えしてくれたりする恋人はどうでしょうか?
魅力的に感じますか?相手にも同じぐらいに愛情を与えられる自信はありますか?